专利摘要:

公开号:WO1991004913A1
申请号:PCT/JP1990/001287
申请日:1990-10-04
公开日:1991-04-18
发明作者:Masayasu Koyama;Toshifumi Tanahashi;Kanemichi Yamaguchi;Toshio Goryoda
申请人:Toyo Seikan Kaisha, Ltd.;
IPC主号:B65D77-00
专利说明:
[0001] 一 一 明 細
[0002] 内容物の保存性 と ヒ ー ト シール性 と に 優れ た容器
[0003] 技術分野
[0004] *発明 は、 食品等の内容物の保存性 と ヒ ー ト シ ー ル性 と に優れ た容器 に 関 し、 よ り 詳細 に は容器の内容物収容 部側 に錫層が露出 し て い る容器 に 関す る 。
[0005] 技術背景
[0006] 従来 ヒ ー ト シー ル に よ り 密封性能を付与 し た容器 と し て 、 金属箔の両面 に熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム を ラ ミ ネ ー ト し た積層体や、 ガス バ リ ヤ一性樹脂 フ ィ ル ム と 熱可塑性 樹脂を ラ ミ ネ ー ト し た積層体を絞 り 成形 し た フ ラ ン ジ付 容器 と 、 金属箔 の両面 に 熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム を ラ ミ ネ ー 卜 し た可撓性基体よ り な る ヒ ー ト シー ル蓋を有す る 蓋付カ ッ プや、 金属箔の両面 に ^可塑性樹脂 フ ィ ル ム を ラ ミ ネ ー ト し た稜層体や ガス バ リ ヤー性樹脂 フ ィ ル ム に 熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム を ラ ミ ネ ー ト し た積層体を用 い た レ ト ル ト ノ ゥ チの よ う な袋 ( バ ウ チ ) 等があ り 、 食品用 容器 に使用 さ れて い る 。 そ し て、 通常内容物'を充垠 し 密 封 し た後加熱殺菌を行 つ て い る 。
[0007] し か し な が ら 、 容器 に 食品を充塡 し ヒ ー 卜 シール し て 密封 し た後、 加熱殺菌を行 っ て も 保存中、 特 に保存が長 く な る に つ れ て し か も容器及び蓋が バ リ ヤ ー性 に 優れ て い る に も か かわ ら ず、 食品を充塡す る 際 に残存す る空気 中の酸素や食品中 に存在す る 酸素或い は食品中の活性酵 素 に よ り 食品が変色 し た り 或い は酸化 さ れ て 香味 ( フ レ ーノ ー ) が損わ れ る と い う 問題点があ る 。
[0008] 発明の開示
[0009] 本発明 は、 従来の ヒ ー ト シ ー ル に よ り 密封性能を付与 し た蓋付力 ッ ブゃ バ ウ チ等の容器の上記 し た問題点を解 消す る も の で あ り 、 本発明の 目 的 は、 ヒ ー ト シール に よ る 密封性能及び易開封性 に優れ、 且つ内容物の保存性 に 優れ た容器を提供す る も の で あ る 。
[0010] 本発明の他の 目 的 は、 食品等の内容物の加熱殺菌がで き 、 容器自 体がガス バ リ ヤ一性、 酸素透過の遮断性 に優 れ る と 共 に ヒ ー ト シール に よ る 密封性能 に優れ、 且つ内 容物の残存酸素や酵素 に よ る変色劣化を防止す る機能を 有 し、 内容物の保存性及び香味 ( フ レ ー バ ー ) 保持性 に 優れ た容器を提供す る に あ る 。
[0011] 本発明の第一の態様 に よ れば、 熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム と 錫含有積層材料か ら な り 、 樹脂 フ ィ ル ム が外面側及び 錫含有積層材料が内面側 と な る よ う に絞 り 成形さ れ且つ 内面 に鍚層が露出 し て い る フ ラ ン ジ付無継 目 容器 と 、 ガ ス バ リ ヤ一性基体 と 、 そ の内外面を被覆す る樹脂保護層 と の積層体か ら成る可撓性蓋体 と 、 フ ラ ン ジ上面 と 蓋体 内面 と の間 に介在す る酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層を介 し て ヒ ー ト シール に よ り 形成さ れた シール部 と か ら成る容器 が提供さ れ る 。
[0012] ま た本発明の第二の態様 に よ れば、 対向す る積層材料 の周辺部を ヒ ー ト シー ル し 、 且つ対向す る積層材料間 に 内容物の収容部を形成 し た容器 に おいて、 対向す る積層 材料の少な く と も 一方が、 熱可塑性樹脂外面保護層 と 、 容器内面側 が錫 か ら 構成 さ れ て い る 金属箔 ま た は 薄膜 と 、 金属箔 ま た は薄膜の内面錫上 に 設 け ら れ た樹脂層 と か ら 成 る 錫含有積層材料で あ り 、 こ の錫含有積層材料は 対向す る積層材料間 に お い て樹脂層が多孔性で錫が部分 的 に 露出 し て い る こ と を特徴 と す る容器が提供 さ れ る 。
[0013] 本発明 に お い て ほ、 容器本体の内面 に錫層 を露出 さ せ て い る の で、 錫の還元作用 に よ り 容器中の残存酸素、 す なわ ち 密封後 も容器内 に 残 る空気中の酸素や食品等の内 容物 に含 ま れ る 酸素等を捕捉 し て 、 内容物の酸化劣化を 防止で き る と 共 に 食品中 に存在す る 酵素の活性を低下 さ せ る こ と も で き 、 内容物の 保存性及 び香味 ( フ レ ー バ ー ) 保持性 に 優 れ た 容器 を 提供 す る こ と が可能 と な る 。
[0014] 本発明の第一の態様 に お い て は、 食品 に よ っ て は、 そ の成分 に よ り プ リ キ箔が腐蝕 さ れ る お そ れが あ っ て も 、 錫の溶出 に よ り 鉄の溶出 を防止す る の で フ レ ーバー保持 性が良好 に 保 た れ る 。 更 に 前述 し た錫の還元作用 に よ り 鉄の溶出の際の水素ガス の発生そ れ に伴 う 容器の膨張を 抑制す る こ と がで き る 。 ま た万が一 ブ リ キ箔 に 孔食を生 じ て も熱可塑性樹脂 フ ィ ルム が外層 に構成さ れて い る の で、 内容物が漏洩す る こ と も な い の で あ る 。
[0015] こ の第一の態様で は、 容器本体 は、 ガ ス 、 特 に酸素透 過の遮断性 に優れ る ブ リ キ箔 に樹脂 フ ィ ル ム を ラ ミ ネ一 卜 し た積層体か ら フ ラ ン ジ付無継 目 容器 に 形成 さ れて い る の で、 ガス、 酸素透過の遮断性 に優れてい る 。 ま た蓋 体も ガス バ リ ヤー性基体の内外面 に樹脂保護層 を設け た 積層体 よ り 成 る の で 、 ガ ス 、 酸素透過の遮断性 に優れて い る 。 ま た シール部が容器本体の フ ラ ン ジ部の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層を介 し て ヒ ー 卜 シール に よ り 形成さ れて い る た め密封性は万全で あ り 、 容器自体の密封性能、 ガ ス バ リ ヤ一性、 特 に酸素透過の遮断性は優れた も の と な つ て い る 。
[0016] ま た 、 本発明の第二の態様 に お い て は、 錫層の上 に 多 孔性の樹脂層が設け ら れて お り 、 こ の樹脂層 に よ り 容器 が衝撃を受 けて錫層 に亀裂が生 じ た と し て も鉄の溶出を 防止す る こ と がで き る 。 ま た多孔性で あ る の で こ の孔を 通 し て第一の態様 と 同様の錫の還元作用 に よ る効果を得 る こ と が可能 と な る 。
[0017] こ の第二の態様の容器の ヒ ー ト シール部で は、 錫含有 積層材料 の表面の樹脂層 は 、 連続被覆層 と な っ て い る か、 又 は孔が設け ら れて レヽ て も 、 こ の孔は ヒ ー ト シ ー ル 部幅 よ り 狭 く 内側 に 位置 し 、 ま た 連孔せ ず独立孔で あ り 、 被覆樹脂層が連続相を形成 し て い る ため ヒ ー ト シ一 ル性が優れ、 密封性能は万能で あ る 。
[0018] ま た、 容器が蓋付カ ツ ブ な ど密封性能 と 共に易開封性 が要求 さ れ る容器で は、 ヒ ー ト シール部の樹脂層 に よ り 必要 に応 じ て易開封性を付与す る こ と がで き る 。
[0019] 本発明の容器ほ、 加熱殺菌 (加圧蒸気、 煮沸水、 電子 レ ン ジ等) に付す る こ と がで き 、 ま た錫層が あ る の で、 一
[0020] 高周波誘導加熱も適用す る こ と が で き る 。
[0021] 太発明の容器は、 上記の よ う に 優れ た効果を有す る の で、 飲食品等、 内容物の変質防止、 香味保存性が要求 さ れ る 容器 と し て好適で あ る 。 そ の他内容物の保存性が要 求 さ れ る容器 と し て広 く 使用 で き る 。
[0022] 図面の簡単な説明
[0023] 第 1 図及び第 2 図は、 本発明の第一の態様の容器の一 実施例の平面図及び縱断面図で あ り 、
[0024] 第 3 図 ほ第 2 図の B 部分の拡大図で あ り 、
[0025] 第 4 図 は第 2 図の C 部分の拡大図で あ り 、
[0026] 第 5 図 は、 本発明の第二の態様の容器の ヒ ー ト シ ー ル 蓋付力 ツ ブ状容器の一実施例の平面図で あ り 、
[0027] 第 6 図は、 第 1 図の D - D 断面図で あ り 、
[0028] 第 7 図は、 第 6 図の E 部分の拡大図で あ り 、
[0029] 第 8 図は、 第 6 図の F 部分の拡大図で あ る 。
[0030] 第 9 図 は 、 他の錫含有積層材料 の 一例 の 断面図 で あ 、
[0031] 第 9 - 1 図及び第 9 - 2 図 は、 夫々 内容物収容部の断 面及び ヒ ー ト シール部の断面を示す。
[0032] 第 1 0 図 は、 本発明の容器の バ ウ チ の一実施例の平面 図で あ り 、
[0033] 第 1 1 図 は、 第 1 0 図の G — G 断面図で あ り 、
[0034] 第 1 2 図 は、 第 1 1 図の H 部分の拡大図で あ る 。
[0035] 発明を実施す る た めの最良の形態
[0036] 本発明の第一の態様の構成 に つ い て添付図面 に沿 つ て 説明す る 。
[0037] 第 1 図及び第 2 図 に おい て 、 1 ほ フ ラ ン ジ付無継 目 容 器、 即 ち容器本体で、 2 は蓋体で あ る 。 容器本体 1 は、 底部 3 、 側壁部 4 及び フ ラ ン ジ部 5 か ら 成 り 無継 目 に作 成さ れて い る 。 6 は酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層で容器本体 の フ ラ ン ジ部 5 上面 と 蓋体 2 の内面 と を接合 し シール部 7 を形成 し て い る 。
[0038] 容器本体 1 を構成す る積層体 8 は、 第 3 図 に示す と お り 、 容器の内面側 と な る ブ リ キ箔 9 と 外面側の熱可塑性 樹脂 フ ィ ル ム 1 0 と の積層体よ り な り 、 更 に ブ リ キ箔 9 は、 ス チール層 1 1 の表面 に錫層 1 2 を有 し、 ブ リ キ箔 9 の片面の錫層 1 2 は容器内面側 に露出 し、 他の片面の 錫層 1 2 は熱可塑性樹脂 フ ィ ルム 1 0 と 接着 し て い る 。 な お ブ リ キ箔 9 は ス チール層 1 1 の片面の み に錫層 1 2 を有す る も の も使用 で き る 。 こ の場合 は鍚層 1 2 は容器 内面 に露出す る よ う に そ し て ス チール層 1 1 が直接熱可 塑性樹脂 フ ィ ル ム 1 0 と 接着 し て い る積層体 8 で容器本 体 1 が形成さ れ る 。
[0039] 蓋体 2 は、 第 4 図 に示す通 り ガス バ リ ヤ一性基体 1 3 と そ の内外面を被覆す る樹脂保護層 1 4 及び 1 5 と の積 層体か ら成 り 可撓性の も の で あ る 。
[0040] そ し て容器本体 1 の フ ラ ン ジ部 5 の上面の プ リ キ箔 9 の錫層 1 2 と 蓋体 2 の内面樹脂保護層 1 4 と が酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 6 を介 し て ヒ ー 卜 シー ル に よ り 結合 し て シール部 7 が形成さ れ る 。 次 い で 、 本発明 の第二 の態様 の構成 に つ い て 説明 す る 。
[0041] 第 5 図乃至第 8 図 に お い て 、 2 1 は フ ラ ン ジ付'無継 目 容器、 即 ち 容器本体で あ り 、 2 2 は蓋体で あ る 。 容器本 体 2 1 及び蓋体 2 2 は、 共 に積層材料よ り 成 り 、 そ の う ち 容器本体 2 1 は錫含有積層材料 よ り 成 っ て い る 。 容器 本体 2 1 は、 底部 2 3 、 側壁部 2 4 及び フ ラ ン ジ部 2 5 か ら成 り 、 無継 目 に作 ら れ て い る 。 2 6 は ヒ ー ト シール 部で、 容器本体の フ ラ ン ジ部 2 5 の上面 と 蓋体 2 2 の 内 面 と を ヒ ー ト シール に よ り 接合 し 、 密封性能の優れ た容 器を形成 し て い る 。
[0042] 容器本体 2 1 を構成す る積層材料 は、 錫含有積層材料 よ り 成 り 、 熱可塑性樹脂外面保護層の熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム 2 7 と そ の内面の ブ リ キ箔 2 8 と そ の 内面の樹脂層 2 9 の稹層体 よ り 成 り 、 更 に該樹脂層 2 9 は、 内容物収 容部、 即 ち 底部 3 3 及び側壁部で は第 7 図 に 示す よ う に 多 数 の 孔 3 0 を有す る 多孔性の樹脂層 2 9 一 1 よ り 成 り 、 ま た ヒ ー ト シール部、 即ち フ ラ ン ジ部で は、 第 8 図 に示す様 に 、 連続被覆樹脂層又 は孔があ っ て も 孔が ヒ ー ト シール部幅よ り も狭い内側 に あ り 連孔せず、 独立孔で あ り 被覆樹脂層が連続相 と な っ て い る樹脂層 ( 連続相被 II樹脂層 ) 2 9 - 2 よ り 成 っ て い る 。
[0043] 孔があ っ て も 孔が ヒ ー 卜 シール部幅よ り 狭 く 内側 に あ り 樹脂層の 中 に連孔せず独立孔 と し て あ り 、 樹脂層が連 続相で被覆さ れて い る こ と に よ り ヒ ー ト シール に よ る 密 封性能が保持さ れ る 。 ブ リ キ箔 2 8 は、 ス チール層 3 1 の表面 に錫層 3 2 を有 し 、 ブ リ キ箔 2 8 の 内面側の錫層 3 2 は樹脂層 2 9 ( 2 9 — 1 及び 2 9 — 2 ) と 接着 し、 底部 2 3 及び側壁部 2 4 で は、 多数の孔 3 0 に よ り 、 容 器内面側 に露出 し て い る 。 他の片面の錫層 3 2 は熱可塑 性樹脂 フ ィ ル ム 2 7 と 接着 し て い る 。 な お ブ リ キ箔 2 8 は、 ス チール層 3 1 の片面の み に錫層 3 2 を有す る も の も 使 用 で き る 。 こ の場合 は 錫層 3 2 は容器内面側 に あ り 、 ス チー ル層 3 1 が直接熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム 2 7 と 接合さ れ る 。
[0044] 蓋体 2 2 を構成す る積層材料は、 第 8 図 に示す通 り ガ ス バ リ ヤ一性基体 3 3 と そ の 内外面を被覆す る樹脂保護 層 3 4 及び 3 5 と の積層材料か ら成 り 可撓性の も の であ る 。 又、 前述の本体 2 1 を構成す る積層材料を蓋体 に 用 い、 蓋体 2 2 を構成す る積層材料を本体 に 用 い る こ と も 可能で あ る 。
[0045] 容器本体 2 1 の フ ラ ン ジ部 2 5 上部の ブ リ キ箔 2 8 上 の 樹脂層 2 9 — 2 と 蓋体 2 2 の 内面樹脂層 3 4 と が 、 ヒ ー ト シール に よ り 接合さ れ、 ヒ ー ト シ ール部 2 6 が形 成さ れ、 密封性能 に優れ た容器を得る こ と がで き る 。
[0046] 鍚層 3 2 と し て ブ リ キ箔以外の も の を 用 い た錫含有積 層材料も ま た使用 さ れ る 。 そ の一例を第 9 図 に示す。 第 9 一 1 図及び第 9 一 2 図ほ、 夫々 容器の内容物収容部及 ぴ ヒ ー ト シール部の断面構造を示 し て い る 。
[0047] 図 に示す よ う に 外面側の熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム 2 7 の 内面 に 、 錫層 3 2 、 そ の内面 に樹脂層 2 9 が接合 さ れ た 積層材料よ り 成 り 、 樹脂層 2 9 は、 内容物収容部 で は、 第 9 一 1 図 に 示す通 り 多孔性 の樹脂層 2 9 ― 1 よ り 成 り 、 ま た ヒ ー 卜 シール部 で は第 9 一 2 図 (a ) に示す連続 被覆樹脂層 2 9 - 2 又 は第 9 一 2 図 (b ) に 示す有孔 で あ っ て も孔が ヒ ー ト シール部幅よ り 狭 く 内側 に あ り 連孔 せず独立孔で あ り 被覆樹脂層が連続相で あ る 樹脂層 (連 続相被覆樹脂層 ) 2 9 - 2 よ り 成 っ て い る 。
[0048] 錫層 3 2 ほ、 錫箔、 錫の蒸着膜や無電解錫メ ツ キ膜等 の錫薄膜等 よ り 成 る 。 鍚薄膜は、 熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム の片面 に蒸着或い は無電解メ ツ キ に よ っ て設 け ら れ る 。 ま た熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム 2 9 は、 通常一層 の フ ィ ル ム で あ る が、 二層 の フ ィ ル ム を ラ ミ ネ ー ト し て レヽ る こ と も あ る 。 ま た こ の材料は、 容器本体 2 1 は勿論蓋体 2 2 に も 使用す る こ と も で き る 。
[0049] 次 に 、 本発明の容器の他の一例 と し て袋 ( バ ウ チ ) の —実施例 に つ い て説明す る 。
[0050] 第 1 0 図 は、 バ ウ チ の平面図で あ り 、 第 1 1 図は、 第 1 0 図の G — G 断面図で あ り 、 そ し て第 1 . 2 図は第 1 1 図の H 部分の拡大図で あ る 。
[0051] 図 に お い て、 3 6 はノ、' ゥ チ、 3 7 及び 3 8 は対向す る 錫含有積層材料で、 そ の周辺部、 即ち上緑 ヒ ー ト シール 部 3 9 、 両側縁 ヒ ー ト シー ル部 4 0 及び下縁 ヒ ー ト シ一 ル部 4 1 で ヒ ー ト シール さ れ、 内容物収容部 4 2 を有す る 密封性能 に 優れ た容器を形成 し て い る 。 錫含有積層材 料 3 7 及び 3 8 は、 例 え ば第 9 図 に示す構造の も の が使 用 さ れ る 。 ヒ ー 卜 シール部で は第 1 2 図 に示す よ う に錫 含有積層材料 3 7 及び 3 8 の内面側の夫々 の樹脂層 2 9 一 1 同志が ヒ ー ト シ ー ル に よ り 結合さ れ、 密封性能を完 全 な も の に し てい る 。
[0052] ま た ヒ ー ト シール部の樹脂層 2 9 — 2 は、 前記 し た よ う に連続被覆樹脂又は有孔で も孔が ヒ ー ト シ ー ル部幅よ り 狭 く 内側 に あ り 、 連孔せず独立孔で あ り 被覆樹脂層が 連続相 で あ る 樹脂層 ( 連続相被覆樹脂層 ) で構成 さ れ る 。 か く し て ヒ ー ト シー ル に よ る 密封性能が保持 さ れ る 。
[0053] 本発明の容器を絞 り 成形で成形す る場合は、 第一の態 様、 第二の態様のいずれの場合 に おい て も 、 容器内側の 錫露出 は、 底部のみ に設け、 側壁部 に ほ ブ ラ イ マ ー塗膜 等を設け て お く こ と が特 に好 ま し い。 こ れ に よ り 、 側壁 部 を保護 し、 絞 り 成形 に よ る容器の黒ずみや成形ボ ン チ の汚れが防止で き る と 共 に 、 成形 に よ る錫の溶出量を コ ン ト ロ ールす る こ と も可能 に な る の で あ る 。
[0054] 次 に本発明 に 用い る 材料に つい て説明す る 。
[0055] ヒ ー ト シ ー ル蓋付力 ッ ブ状容器の容器本体を構成す る 鍚舍有積層材料や、 バ ウ チ を構成す る錫含有積層材料及 び使用 さ れ る熱可塑性樹脂外面保護層 は、 通常熱可塑性 樹脂 フ ィ ル ム が使用 さ れ る。
[0056] 使 用 さ れ る 熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム は 、 ポ リ プ ロ ビ レ ン - ボ リ エ チ レ ン 、 プ ロ ピ レ ン 一エ チ レ ン共重合体、 ブ 一 一
[0057] ロ ビ レ ン - エ チ レ ン ー ブ テ ン 共重合体、 エ チ レ ン 一 1 - ブ テ ン共重合体、 エ チ レ ン 一 ァ ク リ レ ー ト 共重合体、 ポ リ オ レ フ ィ ン · ア イ オ ノ マ ー等の ォ レ フ ィ ン 系樹脂、 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レ 一 卜 、 ボ リ テ ト ラ メ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト 、 ポ リ エ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト ノイ ソ フ タ レ ー ト 、 ボ リ エ チ レ ンノブ チ レ ン テ レ フ タ レ ー ト 、 ポ リ ェ チ レ ン ナ フ ト エー ト 等の ポ リ エ ス テ ル樹脂、 ナ イ ロ ン 6 、 ナ イ ロ ン 6 , 6 、 ナ イ ロ ン 6 Z 6 , 6 共重合体、 ナ イ 口 ン 1 2 、 ナ イ ロ ン 1 1 、 ナ イ ロ ン 6 , 6 / 6 , 1 0 共重 合体、 ナ イ ロ ン 6 ノ 1 1 共重合体等の ポ リ ア ミ ド 樹脂等 で あ る 。 こ れ ら は結晶性の も の、 部分結晶性、 非晶性の も の が使用 で き る が、 結晶性、 部分結晶性の も の が好 ま し い 。 こ れ ら は、 顔料、 着色剤、 光及び熱安定剤、 難燃 化剤、 滑剤等を含有す る も の も含む。 性能及び経済性の 点 で好 ま し い樹脂 フ ィ ル ム は、 ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム 及びポ リ エス テ ル フ ィ ル ム で あ る 。 熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム の厚 さ は 5 乃至 1 0 0 ^ m、 通常 1 5 乃至 8 0 m の も のが使用 さ れ る 。
[0058] 上記容器本体の錫含有積層材料 に使用 さ れ る プ リ キ箔 は、 ス チール層 ( ス チー ル箔) の表面 に錫層 (錫メ ツ キ 層 ) を有す る も の で、 通常両面 に錕層 を有す る も のが使 ¾ さ れ る が、 片面 に のみ錫層を有す る も の も 使用 す る こ と がで き る 。 錫層が片面の み の場合 は熱可塑性樹脂 と ラ ミ ネ ー ト す る と き ス チール層側 に ラ ミ ネ ー ト す る 。
[0059] ブ リ キ箔の厚さ は 2 0 〜 2 0 0 m 、 好 ま し く は 3 5 〜 1 5 0 ^ m の も の で あ る 。 ス チール層 を被覆す る 錫層 は錫 2.5 〜 2 5 g/m2の も の で あ る 。 ま た ブ リ キ箔以外の錫層を用 い る場合 は、 錫箔、 錫の 蒸着膜や無電解錫メ ツ キ に よ る錫薄膜等が使用 さ れ る 。 錫箔の厚さ は、 5 〜 2 5 / m の も の で あ る 。 錫薄膜は、 錫 0.25〜 2 5 g/m2の も の で あ る 。 錫薄膜は 、 通常熱可塑 性樹脂 フ ィ ルム を基体 と し て そ の片面 に設 け ら れ る 。
[0060] 本発明の第二の態様 に おい て、 錫含有積層材料の錫層 上 に設け ら れ る樹脂層 に使用 さ れ る樹脂は、 蓋材内面樹 脂層 と の組合せ に よ っ て選択さ れ る 。 樹脂層 と し て は、 酸変性ォ レ フ ィ ン 樹脂、 酸変性ォ レ フ ィ ン 樹脂含有塗 料、 エ ポ キ シ ー フ ヱ ノ ール樹脂系塗料、 エ ポ キ シ一尿素 樹脂系塗料等が用 い ら れ る 。
[0061] 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂 と し て は、 ポ リ プ ロ ピ レ ン 、 ブ ロ ビ レ ン 一 エ チ レ ン 共重合体、 ポ リ エ チ レ ン 等 の ォ レ フ ィ ン樹脂 に 、 無水マ レ イ ン酸、 ア ク リ ル酸、 メ タ ク リ ル酸、 マ レ イ ン酸、 フ マ ル酸、 無水ィ タ コ ン酸、 シ. ト ラ コ ン酸等のェチ レ ン 系不飽和カ ルボ ン酸乃至は そ の無水 物をグ ラ フ ト 共重合さ せ た も のが使用 さ れ.、 カ ルボキ シ ル基 に基づ く カ ルボニル基 ( 一 C 一 ) 濃度が 5 乃至 700
[0062] I
[0063] 0 mmolZ l 0 0 g 樹脂の も の、 特 に 1 0 乃至 5 0 0 mmol/ 1 0 0 g 樹脂の も のが使用 さ れる 。 こ れ ら は 、 フ ィ ル ム 、 延伸フ ィ ル ム 、 オ ルガ ノ ゾル な どの形で使用 さ れ る 。 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂含有塗料 と し て は、 エ ポ キ シ一 フ ユ ノ ー ル樹脂系塗料、 エ ポ キ シ - 尿素樹脂某塗料、 ェ ポ キ シ ー メ ラ ミ ン樹脂茶塗料、 熱硬化 ビ ニ ル樹脂系塗料 と い っ た熱硬化型塗料、 或い は熱可塑性 ビ ニ ル樹脂系塗 料、 ポ リ エ ス テ ル系塗料 と い っ た熱可塑型塗料 に酸変性 ォ レ フ ィ ン樹脂粉末を分散 さ せ た も の が使用 さ れ る 。
[0064] 又、 酸変性才 レ フ ィ ン樹脂を混合 し な い塗料成分だ け を用 い る こ と も可能で あ る 。 使用 で き る 塗料 は必ず し も 上記の も の だ け に 限 ら ず、 錫層 と 良好 な接着が得 ら れ る も の で あ れ ば良い。
[0065] 容器本体の積層材料は、 通常熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム の ラ ミ ネ ー ト 面 に接着用 ブ ラ イ マ ー (例え ば ウ レ タ ン樹脂 系) を塗布乾燥 し た も の と 、 加熱さ れ た ブ リ キ箔を加熱 さ れ た ラ ミ ネ ー ト ロ ールを通 し て加熱圧着 し 、 拎却 し て ブ リ キ箔 ラ ミ ネ ー ト 樹脂 フ ィ ル ム を作成 し、 第二の態様 及び底部 に の み鍚露出面を作成す る 場合 は、 そ の側壁部 と な る面の ブ リ キ箔の表面 に酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂.の層 を設 け て作成さ れ る が、 熱硬化性塗料な ど成膜 に高温を 必要 と す る も の は、 先 に ブ リ キ箔上 に塗布 し 、 加熱焼付 け を し た後、 熱可塑性樹脂層 を設 け る 。
[0066] 第 9 図 に 示す第二 の 態様 に お け る 錫含有積層 材料 で は、 ブ リ キ箔 ラ ミ ネ ー ト 樹脂 フ ィ ル ム を作成す る の と 同 様 に し て鍚箔を熱可塑性ォ レ フ ィ ン樹脂 フ ィ ル ム に ラ ミ ネ ー ト し た鍚箔 ラ ミ ネ ー ト 樹脂 フ ィ ル ム .、 或い は熱可塑 性樹脂 フ ィ ル ム の片面 に錫を蒸着 さ せ て錫薄膜を形成さ せ る か 、 無電解鍚 メ ツ キ に よ り 錫薄膜 を 形成 さ せ た も の、 更 に は そ の樹脂 フ ィ ル ム面 に熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム を ラ ミ ネ ー ト し た も のの錫層 3 2 上 に樹脂層 2 9 を設け て作成さ れ る 。
[0067] 第二 の 態様 に お け る 多孔性の樹脂層 は、 次の方法 に よ っ て設け ら れる 。
[0068] 樹脂層が酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂か ら成る場合ほ、 例え ば放電加工、 パ ン チ ン グ、 そ の 他公知の方法で酸変性ォ レ フ イ ン樹脂 フ ィ ル ム に 多数の孔を あ け た孔あ き フ ィ ル ム 、 或い は延伸孔あ き フ ィ ル ム を錫層上 に加熱融着 に よ り ラ ミ ネ ー ト し 、 更 に ヒ ー 卜 シ ー ル部 の み オ ル ガ ノ ゾ ル を 塗布、 加熱乾燥融着 し て 連続被覆層 と す る 。 或い は ホ ッ ト メ ル ト し た樹脂を塗布す る 。 又、 ヒ ー ト シ ー ル部 を連続被膜 と す る場合は、 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂の フ ィ ル ム 、 延伸 フ ィ ル ム等を、 ヒ ー 卜 シール部の み孔を あ け ず、 内容物収容部 と な る部分だ け孔を あ け て多孔性 ( 多 孔質の も の も含む、 以下同様) と し、 こ れを錫層上.に ラ ミ ネ一 卜 す る 。
[0069] 鍚層上 に オ ルガノ ゾ ル を塗布 し加熱乾燥 し樹脂粒子を 融着 し 多孔性の被膜を形成 さ せ る 。 ヒ ー ト シー ル部 で は、 オ ルガ ノ ゾ ルの塗布量を多 く す る か、 更 に重ねて塗 布 し加熱乾燥融着さ せて連続被覆層を形成さ せ る 。 或い は ホ ッ 卜 メ ル ト し た樹脂を塗布す る 。
[0070] 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層の厚さ は、 1 乃至 1 0 ^ m程 度の も の で あ る 。 ま た多孔性の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 の孔の径は 0 . 1 乃至 2 m m程度の も の で あ る が、 こ れ よ り 孔の径が小 さ く て も大 き く て も よ い。 内容物収容部 の錫含有積層材料の面積 に対す る露出す る 錫面の面積百 分率は規定 し ないが、 5 〜 9 0 % の範囲内、 好 ま し く は 1 0 〜 8 0 % 範囲内 に あ る こ と が望 ま し レヽ。
[0071] 又、 ヒ ー 卜 シール部で は、 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 を 設け る前 に 、 下地の錫層上 に接着用 ブ ラ イ マ ー を施す こ と も で き る 。 ブ ラ イ マ ー と し て は 、 例 え ばエ ポ キ シ 一 フ ヱ ノ ー ル樹脂系、 エ ポ キ シ ー ァ ミ ノ 樹脂系、 ェ ポ キ シ ー ア ク リ ル樹脂系、 エポ キ シ一 ビュル樹脂系、 ェポ キ シ樹脂系、 ウ レ タ ン樹脂系等の塗料 に酸変性ォ レ フ ィ ン 樹脂粒子を分散 さ せ た も の を用 い る こ と が で き る 。 こ の 場合酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂は、 ブ ラ イ マ ーの固形分を基 準 に し て 2 乃至 5 0 重量 % の範囲 の量、 特 に 1 0 乃至 2 0 重量%の範囲の量で用 い る と 良い。
[0072] 樹脂層 と し て酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂分散塗料又 は塗料 そ の も の だ け を用 レヽ る場合 は、 ロ ール コ ー タ ー に よ る ス ポ ッ ト コ ー ト やグ ラ ビ ア ロ ールを用 い て好適 なパ タ ー ン に塗布すれば良い。
[0073] 容器は、 次の よ う に し て製造さ れ る 。
[0074] 容器本体ほ、 積層体の シー ト を ブ リ キ箔が容器内容 と な る よ う に成形二程で所要の形状、 寸法 に打抜 く と 同時 に フ ラ ン ジ付無継 目 容器 に成形 し、 次の工程で フ ラ ン ジ 周縁部を カ ール し、 更 に カ ール部 を シール面よ り 下げて 作成さ れ る 。 蓋体 の 素材 に 使用 さ れ る ガ ス バ リ ヤ一性基体 は 、 ァ ル ミ 箔、 ス チール箔、 ブ リ キ箔、 ス テ ン レ ス箔等の金属 箔、 エ チ レ ン — 酢酸ビ ニ ル共重合物の ケ ン 化物 ( EVA ケ ン化物 ) 、 ポ リ 塩化ビニ リ デ ン共重合体 ( P VD C ) 、 m - キ シ リ レ ン ア ジ ノぺ ミ ド ( M X D 6 ナ イ ロ ン ) 、 SELARPA ( デ ュ ポ ン 社製品、 商品名、 非晶性ナ イ ロ ン で テ レ フ タ ル酸、 イ ソ フ タ ル酸、 へ キ サ メ チ レ ン ジ ァ ミ ン の共重合 体) 、 ポ リ ア ク リ ル二 ト リ ル ( P A N ) 、 液晶ボ リ エス テ ル、 ァ ラ ミ ー ド (全芳香族ナ イ ロ ン ) な ど の ガス バ リ ヤー性 に優れ た樹脂 フ ィ ルム な ど で あ る 。 蓋体 に透明性 が要求 さ れ る場合 に は樹脂 フ ィ ルム が使用 さ れ る 。 ガス ノ リ ヤ一性基体の厚さ は、 材質、 使用 目 的 に よ り 異な る が通常 5 乃至 5 0 の も の が使用 さ れ る 。
[0075] ガス バ リ ヤ一性基体の内面側の樹脂保護層 は、 ヒ ー ト シール性の熱可塑性樹脂が使用 さ れ る 。 第二の態様の容 器 に適用す る場合 は内面側の樹脂層 は本体錫層上の樹脂 層 に よ っ て好適な も のが選ばれ る 。 樹脂層が酸変性.ォ レ フ ィ ン 樹脂層 や酸変性ォ レ フ ィ ン 樹脂分散 料で あ れ ば、 前述の熱可塑性樹脂 と 同様の も のや、 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂 と 同様の も の或い は こ れ ら を併用 し た も の な ど が使用 さ れ る 。 樹脂層が前述の塗料膜で あ る場合 に よ つ て は 、 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂や ポ リ エス テ ル系樹脂な ど が使用 さ れ る 。 ガス バ リ ヤ一性基体の外面側の樹脂保護 層 は 、 樹脂保護層 と 同様の も の が使用 さ れ る ほ か 、 塗 料、 印刷塗料等の塗膜が使用 さ れ る 。 こ れ ら の塗膜 と し て は、 熱硬化性樹脂塗料、 例 え ば、 フ ユ ノ ール一 ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 フ ラ ン 一 ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 キ シ レ ン 一ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 ケ ト ン 一 ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 尿素ホ ル ム ア ル デ ヒ ド 樹脂、 メ ラ ミ ン 一 ホ ル ム ア ル デ ヒ ド樹脂、 ア ル キ ド 樹脂、 不飽和ボ リ エ ス テ ル樹 脂、 エ ポ キ シ樹脂、 ビ ス マ レ イ ミ ド 樹脂、 ト リ ア リ ル シ ァ ヌ レ ー ト 樹脂、 熱硬化型 ア ク リ ル樹脂、 シ リ コ ー ン樹 脂、 油性樹脂、 或い は熱可塑性樹脂 ' 料、 例え ば塩化 ビ 二ル - 酢酸 ビ ニ ル共重合体、 塩化 t 二ル - 酢酸ビ ニ ル共 重合体部分 ケ ン 化物、 塩化 ビ ュ ル 一 マ レ イ ン 酸共重合 体、 塩化ビ ニ ル ー マ レ イ ン酸一酢酸 ビ ュ ル共重合体、 ァ ク リ ル重合体、 飽和ポ リ エ ス テ ル樹脂等を挙げ る こ と が で き る 。 こ れ ら の樹脂塗料は単独で も 2 種以上の組合せ で も使用 さ れ る 。
[0076] ま た第二の態様 に よ る容器 に適用 す る場合は、 樹脂層 は、 ガス バ リ ヤ一性基体の種類 に よ っ て は設け な い こ と も あ る 。
[0077] ガ ス バ リ ヤ ー性基体へ の樹脂保護層及 び被覆 は樹脂 フ ィ ルム で は ラ ミ ネ ー ト さ れ る が、 こ の際必要 に応 じ て 接着用 ブ ラ イ マーが使用 さ れ る 。 塗料で ほ塗布後加熱乾 燥さ れ る 。
[0078] 蓋体は、 ガス パ リ ヤー性基体 と そ の内外面を被 IIす る 樹脂保護層 よ り 成 る積層体を所定の形状、 寸法 に打抜い て作成さ れ る 。
[0079] ま た蓋体のガス バ リ ヤ一性基体 に金属箔 (例 え ば ア ル ミ 箔 ) を用 い、 こ れ に ス コ ア加工、 開封タ ブの取付加工 を施 し た いわ ゆ る イ ー ジーオ ー ブ ン蓋 と す る こ と も可能 で あ る 。
[0080] 第一の態様 に お い て、 フ ラ ン ジ付無継 目 容器の フ ラ ン ジ部の上面 に設け ら れ る 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 と し て は、 酸乃至酸無水物でグ ラ フ ト 変性さ れ た ォ レ フ ィ ン樹 脂或い は未変性ォ レ フ ィ ン樹脂 と の混合物、 ま た ほ こ の 変性ォ レ フ ィ ン樹脂を分散 さ せて成る 有機塗料層を挙げ る こ と が で き る 。 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂 は、 前述 し た も の と 同様の も の を使用で き る 。
[0081] 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂 は、 容器本体の フ ラ ン ジ部の上 面、 即ち フ ラ ン ジ部の錫層の表面に被覆さ れ る 。 通常ォ ル ガ ノ ゾル (有機溶剤 に分散 さ せ た ) を塗布加熱乾燥 し て被覆さ れ る が、 ま た樹脂 フ ィ ル ム を加熱融着 し て被覆 す る こ と も 、 ホ ッ ト メ ル 卜 し た樹脂を被覆融着 させ て被 覆す る こ と も で き る 。
[0082] こ の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層の厚さ は 1 乃至 2 0 m 程度の も の で あ る 。 ま た こ の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層を 設け る前 に接着兩 ブ ラ イ マー と し て酸変性ォ レ フ ィ ン樹 脂を エ ポ キ シ ー フ ヱ ノ ー ル樹脂系塗料、 エポ キ シ一 ア ミ ノ 樹脂系塗料、 エ ポ キ シ一 ア ク リ ル樹脂系塗料、 ェ ポ キ シ ー ビュル樹脂系塗料等 に分散さ せ た も の を用 い る こ と が で き る 。 こ の場合酸変性才 レ フ ィ ン樹脂 は ブ ラ イ マ ー 固形分基準で 2 乃至 5 0 重量%、 特 に 5 乃至 2 0 重量% の量で用 い る と よ レヽ。 容器本体への蓋体の ヒ ー ト シール は、 容器本体 に 内容 物を入れ た後、 蓋体を被せ、 ヒ ー ト シール装置 ( 例 え ば 高周波誘導加熱式 ) に よ り 蓋体の内面の樹脂保護層 と 容 器本体の フ ラ ン ジ部の表面の樹脂層 を加熱融着 し 、 ヒ ー ト シール部が形成さ れ、 密封性能 に優れ た 内容物を収容 し た ヒ ー ト シール蓋付力 ツ ブ状容器が形成さ れ る 。
[0083] ノヽ' ゥ チ は、 例え ば錫層を設け た熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム の錫層上 に 、 連続被覆層部 ( ヒ ー 卜 シール部 に あ た る ) と 多孔性部 ( 内容物収容部 に あ た る ) を有す る 酸変性ォ レ フ イ ン樹脂 フ ィ ル ム を ラ ミ ネ ー ト し た錫含有積層材料 を 2 枚、 酸変性ォ レ フ ィ ン 樹脂 フ ィ ル ム 側 を 内側 に し て 、 2 枚の対応す る ヒ ー ト シール部同志が当接す る様 に 重ね て、 バ ウ チの上縁以外の下縁及び両側縁を ヒ ー ト シ ール し、 次い で、 裁断 し て上縁の ヒ ー ト シール部 を開口 し た ノ ゥ チ を得 る こ と がで き る 。 ヒ ー 卜 シール部 は、 平 ら に ヒ ー ト シ ー ル さ れ る こ と も あ る が 、 通常 ヒ ー ト シ一 ル装置の加熱圧着 に よ る ヒ ー ト シールを よ り 確実 に す る た めの金型で波型 に圧着 ヒ ー ト シール さ れ る 。
[0084] バ ウ チ の上縁の開口部か ら 内容物収容部へ内容物を充 壙 し た後、 上緣の ヒ ー ト シール部 を加熱圧着 し て酸変性 ォ レ フ ィ ン樹脂層 を融着、 結合 さ せ て密封性能 に優れ た 内容物入 り バ ウ チ が形成 さ れ る 。 ま た対向す る一方の稹 層材料だ けが酸変性才 レ フ ィ ン樹脂を有す る も の で、 他 方 は通常のォ レ フ ィ ン樹脂を積層 し た も の を 用 い る こ と も で き る 。 実施例
[0085] 実施例 1
[0086] 結晶性 ボ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム ( チ タ ン 白 充塡、 厚 7 5 ^ m ) の片面 に接着用 ブ ラ イ マ ー層 と し て ウ レ タ ン 樹脂茶 ブ ラ イ マ ー を塗布乾燥 し た も の を接着 用 ブ ラ イ マ 一層 を ブ リ キ箔 に向けて加熱 し た ブ リ キ箔 (厚 1 0 0 m ) と ラ ミ ネ ー ト ロ ー ル を通 し て 加熱圧着 し て 樹脂 フ ィ ル ム ラ ミ ネ ー ト ブ リ キ箔を作成 し、 こ れを素材 と し て フ ラ ン ジ付無継 目 容器を作成す る 。
[0087] フ ラ ン ジ部上面 に 無水 マ レ イ ン 酸変性 ポ リ プ ロ ビ レ ン ー エ チ レ ン共重合体 (平均カ ル ボ ニ ル基濃度 4 0 m e q / 1 O O g 重合体、 M P 1 7 0 : 、 M I 5 0 ) の層を オ ル ガノ ゾルで設け加熱乾燥す る 。
[0088] 蓋体 は 、 ア ル ミ 箔 (厚 3 0 ^ m ) に 、 ウ レ タ ン樹脂茶 接着 ブ ラ イ マ ー層を介 し て ボ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム (厚 4 0 μ m ) を ラ ミ ネ ー ト し、 外面側 に エポ キ シ一尿素樹 脂某塗料を塗布焼付け た (塗膜厚 6 μ m ) 積層体を.所定 の形状 に打抜いて作成す る 。
[0089] 容器本体 に食品等の内容物を入れ前記の蓋を被せ、 高 周波誘導加熱 に よ り ヒ ー ト シ ー ル し て密封す る こ と に よ り 、 内容物を収納 し た本発明の容器を得る 。 こ れ は密封 性能及び内容物の酸化防止能 に優れ、 使用の際易開封性 で蓋体の先端の把持部か ら容易 に蓋体を め く る よ う に引 張 っ て蓋体を容器本体か ら取 り 除 く こ と がで き る 。
[0090] 容器 の 内容物 に 対す る 酸化防止能、 香味 ( フ レ ーバ - - 一 ) 保持性、 腐蝕等を み る た め に 、 みかん ( A ) 、 も も ( B ) 、 マ ッ シ ュ ルー ム ( ) 、 タ ケ ノ コ ( D ) 、 レ ン コ ン ( E ) 等を容器本体 に ほ ぼ一杯 に 充埙 し た も の を夫 夫 3 0 個づっ作成 し、 前記の蓋体を夫々 被せ高周波誘導 加熱 に よ り シール し て 密封 し た。
[0091] こ れ ら の密封容器を、 A 〜 C に つ い て は 9 5 t で 4 0 分間、 D 〜 E に つ い て は 1 2 0 t で 3 0 分間の殺菌条件 で加熱殺菌を行 つ た と こ ろ容器の外観 に は何 ら 異常が認 め ら れ な か っ た。 ま た こ れ ら を 3 7 t で 1 ヶ 月 保存 し た 後、 開封 し、 内容物 に つ い て 色の変化、 P Hの変化、 香昧 の変化、 粘性等 に つい て調べ、 ま た容器の孔食漏洩、 ブ リ ス タ ー、 ブ リ キ箔の腐蝕状態等 に つ い て調べ た。 こ れ ら の結果は何れ も良好で内容物 は食品 と し て変質が な く 良好で あ り 、 孔食漏洩、 ブ リ ス タ ーが な く 、 ま た ブ リ キ 箔の状態 も 良好で あ る 。 こ れ ら の結果を第 1 表 に示す。 比較例 1
[0092] 容器本体 と し て ア ル ミ 箔 ( 厚 8 0 ^ m ) に 、 ウ レ タ ン 樹脂ブ ラ イ マ ー層を介 し て 、 外面側 に ナ イ ロ ン フ ィ ル ム (厚 4 0 μ πι ) 、 内面側 に ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム (厚
[0093] 7 0 m ) を ラ ミ ネ ー ト し た積層体を 用 い た ほか は容器 本体 と 蓋は実施例 1 と 同様 に 同 じ形状 に作成 し、 酸変性 才 レ フ ィ ン樹脂層 も 同 ; ΙΪで あ る 。
[0094] こ の容器 に実施例 1 と 同様 に マ ッ シ ュ ルー ム を入れて 蓋を施 し 、 ヒ ー ト シー ル し て密封 し た の ち実施例 1 と 同 様 に加熱殺菌 し た が容器の外観 に は何 ら異常が認め ら れ なか っ た。 ま た こ れ ら を実施例 1 と 同様 に 3 7 t で 1 ケ 月 保存 し た後開封 し、 内容物 に つい て同様試験 し た が、 内容物の変色が見 ら れ、 更に香味が変化 し、 実施例 1 に 比べて品質が低下 し て い る 。 容器の孔食、 ブ リ ス タ ー腐 食等は な く 良好で あ っ た。
[0095] m 殺 菌 条 件 色 の 香 味 適 用 孔 食 ブリキ箔の 内 s品 (s度、 保 存 期 間 PH変化 粘 性 ブリスター
[0096] 時間) 変 化 変 化 可 否 m 洩 腐 飪 状 況
[0097] A 95。C、 40分 37 C、 1 ヶ月 な し な し 良 好 変化なし 可 な し な し な し
[0098] B " n ;/ // II // II //
[0099] C /; " n / 91 " n /; it
[0100] 0 120 EC、 30分 II II ;/ II If " "
[0101] E n n it )} ))
[0102] 実施例 2
[0103] ブ リ キ箔 (厚さ 7 5 ^ m ) に 、 無水マ レ イ ン酸変性ボ リ プ ロ ピ レ ン 一エ チ レ ン 共重合体 ( 平均 カ ル ボ二 ル基濃 度 4 0 meq / 1 0 0 g 重合体、 融点 1 7 0 ; 、 MI50 ) を エポ キ シ · フ ϋ ノ ール系塗料 に 1 O phr 分散 し た ブ ラ イ マーを外径 1 3 0 mm、 内径 5 O mmの ド ー ナ ッ ツ状 に塗布 し、 加熱焼付を行 っ た。 次いで ブ ラ イ マーの裏面側プ リ キ箔 に 、 ウ レ タ ン樹脂系ブ ラ イ マ ーを介 し て チ タ ン 白入 り ボ リ ブ ロ ビ レ ン フ ィ ルム (厚さ 4 0 /z m ) を ラ ミ ネ一 ト し、 そ の後 5 0 で でエー ジ ン グを行 っ て ド ーナ ッ ツ状 ブ ラ イ マー層 を片面 に有す る樹脂 フ ィ ルム ラ ミ ネ ー ト ブ リ キ箔を作成 し た。 こ れを素材 と し て、 樹脂 フ ィ ル ム側 が外面で あ り 、 且つ ド ーナ ッ ツ状ブ ラ イ マーの中心無塗 装部分が内面底部 に成る フ ラ ン ジ付無継 目 カ ッ プ状容器 を ブ レ ス成形機を用 い て連続作成 し た (容器 a ) 。
[0104] ま た同様の容器を内面 ド ーナ ツ ッ状ブ ラ イ マー層が外 径 1 3 0 mm、 内径 1 0 0 mmに な る よ う に塗布さ れ た素材 か ら 連続生産 し た (容器 b ) 。
[0105] こ れ ら 容器 a 及び b の生産時の容器及び成形ボ ン チの 汚れを調べ た結果を第 2 表 に記す。
[0106] 更 に 、 内容物 と し て、 マ ッ シ ュ ルーム及び食塩、 ク ェ ン酸、 ァ ス コ ル ビ ン酸よ り 成る調味液を充塡 し、 ポ リ ブ ロ ピ レ ン Z接着剤ノ ア ル ミ 箔 Z接着剤ノボ リ プ ロ ピ レ ン よ り 成る蓋材を ヒ ー ト シール し た 。 こ の マ ツ シ ュ ルー ム 入 り 容器を 1 1 5 で 一 4 5 分間の加熱殺菌処理を行い、 - - そ の後 3 5 t: に保管 し た後、 一定期間毎 に 内容物の保存 性、 内容品中の錫の量を測定 し た。 結果を第 2 表 に 併せ て示す。
[0107] 表 よ り 明 ら か な よ う に 、 容器側壁 ま で ブ ラ イ マ ー層 で 覆わ れ た容器 a は、 成形ボ ン チ、 容器 と も 汚れ は なか つ た が、 フ ラ ン ジ部分のみ に ブ ラ イ マ ー層を設 け た容器 b は成形開始後、 直ち に汚れが発生 し た 。
[0108] 内容物の保存性は容器 a 及び容器 b の何れ も 良好で あ つ た が、 内容品中 に溶出 し た錫の量は容器 a の方が少な く 、 衛生的 に も 優れて い た。 第 2 表
[0109]
[0110] * 汚れが発生す る ま での生産個数 実施例 3
[0111] B 性 ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム ( チ タ ン 白 充填、 厚 さ の 片 面 に 接着 用 ブ ラ イ マ ー層 と し て ウ レ タ ン樹脂系 ブ ラ イ マ ー を塗布乾燥 し た も の を、 接着用 ブ ラ イ マー層 を ブ リ キ箔 に 向 け て加熱 し た ブ リ キ箔 (厚さ 7 5 μ πι ) と ラ ミ ネ ー ト ロ ールを通 し て加熱圧着 し て樹 脂 フ ィ ル ム ラ ミ ネ ー ト ブ リ キ箔を作成 し 、 更 に ブ リ キ箔 上面 に無水マ レ イ ン酸変性ボ リ プ ロ ピ レ ン — エ チ レ ン共 重合体 (平均カ ルボニル基濃度 4 O meq / 1 0 0 g 重合 体、 M P . 1 7 0 : 、 M I 5 0 ) の オ ルガ ノ ゾル を塗布 し加熱乾燥 し多孔質の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 を設け錫 含有積層材料を作成す る 。 こ れを素材 と し て フ ラ ン ジ付 無継 目 の カ ッ プ状容器を作成す る 。 こ の フ ラ ン ジ部上面 に上記オ ルガ ノ ゾル を塗布加熱乾燥 し酸変性ォ レ フ ィ ン 樹脂層の連続被覆層を設け る 。
[0112] 蓋体 は、 ア ル ミ 箔 (厚さ 3 0 μ πι ) の表面を ク ロ メ一 ト 処理 し 内面側 に、 ウ レ タ ン樹脂茶接着 ブ ラ イ マ ー層を 介 し て ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ルム (厚さ 4 0 μ πι ) を ラ ミ ネ ー ト し、 外面側 に エ ポ キ シ一尿素樹脂系塗料を塗布焼 付け た (塗膜厚 6 ^ m ) 稹層体を所定の形状 に打抜い て 作成す る 。
[0113] 容器本体 に食品等の内容物を入れ前記の蓋を被せ、 高 周波誘導加熱 に よ り ヒ ー ト シール し て密封す る こ と.に よ り 、 内容物 を収納 し た 本発明 の蓋付 カ ッ プ状容器 を 得 る 。 こ れ は密封性能及び内容物の酸化防止能 に優れ、 使 用の際易開封性で蓋体の.先端の把持部か ら容易 に蓋体を め く る よ う に引張 っ て蓋体を容器本体か ら 取 り 除 く こ と がで き る 。
[0114] 容器 の 内容物 に 対す る 酸化防止能、 香味 ( フ レ ー バ 一 ) 保持性、 腐蝕等 を み る た め に 、 み か ん ( Α ' ) 、 も も ( Β ' ) 、 マ ッ シ ュ ル ー ム ( C ' ) 、 タ ケ ノ コ 一 —
[0115] ( D ' )、 レ ン コ ン ( Ε ' ) を容器本体 に ほ ぼ一杯 に充塡 し た も の を夫々 3 0 個づっ作成 し 、 前記の蓋体を夫 々 被 せ高周波誘導加熱 に よ り シール し て密封 し た。
[0116] こ れ ら の 密封容器 を A ' 〜 C ' に つ い て は 9 5 で で 4 0 分間、 D ' 〜 E ' に つ い て は 1 2 0 で で 3 0 分間の 殺菌条件で加熱殺菌を行 っ た と こ ろ 、 容器の外観 に ほ何 ら 異常が認め ら れ なか っ た。 ま た こ れ ら を 3 7 t で 1 ケ 月 保存 し た後、 開封 し、 内容物 に つ い て色の変化、 PHの 変化、 香味の変化、 粘性等 に つい て調べ、 ま た容器の孔 食漏洩、 ブ リ ス タ ー、 ブ リ キ箔の腐蝕状態 に つい て調べ た。 こ れ ら の結果 は何れ も良好で内容物は食品 と し て変 質が な く 良好で あ り 、 孔食漏洩、 ブ リ ス タ ーが な く 、 ま た ブ リ キ箔の状態 も良好で あ る 。 こ れ ら の結果を第 3 表 に示す。
[0117] 比較例 2
[0118] 容器本体 と し て ア ル ミ 箔 (厚さ 8 0 / m ) を ク ロ メ 一 ト 処理 し ウ レ タ ン樹脂ブ ラ イ マ ー層を介 し て外面側に ナ ィ ロ ン フ ィ ル ム (厚さ 4 0 μ πι ) 、 内面側 に ポ リ ブ ロ ビ レ ン フ ィ ル ム (厚さ 7 0 μ πι ) を ラ ミ ネ ー ト し た積層体 を 用 い た ほか は容器本体 と 蓋体は実施例 3 と 同様 に 作成 し 、 容器本体の フ ラ ン ジ部上面 に実施例 3 で使用 し た酸 変性ォ レ フ ィ ン樹脂のオ ルガノ ゾ ル を塗布加熱乾燥 し連 続被覆層の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 を形成す る 。
[0119] こ の容器 に実施例 3 と 同様 に マ ッ シ ュ ルーム を入れて 蓋を施 し 、 ヒ ー ト シ ー ル し て密封 し た の ち実施例 3 と 同 様 に 加熱殺菌 し た が容器の外観 に は何 ら異常が認め ら れ なか っ た。 ま た こ れ ら を実施例 3 と 同様 に 3 7 で で 1 ケ 月 保存 し た 後開封 し 、 内容物 に つ い て 同様 に 試験 し た が、 内容物の変色が見 ら れ、 更に香味が変化 し 、 実施例 3 に比べて品質が低下 し てい る 。 容器の孔食、 ブ リ ス タ 一腐蝕等は な く 良好で あ つ た。
[0120] m 3 殺 菌 条 件 色 の 香 味 適 用 孔 食 ブリキ箔の 内容品 度、 保 存 期 間 P H変化 粘 性 ブリスター
[0121] 時間) 変 化 変 化 可 否 漏 洩 腐 蝕 状 況
[0122] A , 95eC、 40分 37。C、 1 ケ月 な し な し 良 好 変化なし 可 な し な し な し
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[0127] 実施例 4
[0128] 結晶性 ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム ( チ タ ン 白 充塡、 厚 さ 4 0 / m ) の 片面 に 接着 用 ブ ラ イ マ ー層 と し て ウ レ タ ン樹脂系ブ ラ イ マ ーを塗布乾燥 し た も の を、 接着用 ブ ラ イ マー層を ブ リ キ箔 に 向 け て加熱 し た ブ リ キ箔 (厚さ 7 5 ^ m ) と ラ ミ ネ ー ト ロ ールを通 し て加熱圧着 し て樹 脂 フ ィ ルム ラ ミ ネ ー ト ブ リ キ箔を作成 し、 更 に ブ リ キ箔 上面 に無水マ レ イ ン 酸変性ポ リ プ ロ ピ レ ン重合体 ( モ デ イ ツ ク P -310 K、 三菱油化社製) の延伸孔あ き フ ィ ル ム ( 厚さ 2 0 IX m , 孔の径 2 mm、 孔の数 1 0 0 ノ 2 5 cm2 ) を加熱圧着 し ラ ミ ネ ー ト し鍚含有積層材料を作成 し た。 こ れを素材 と し て フ ラ ン ジ付無継 目 の 力 ッ ブ状容器を作 成す る 。 こ の フ ラ ン ジ部上面 に実施例 3 の酸変性ォ レ フ イ ン樹脂の オ ルガ ノ ゾルを塗布加熱乾燥 し、 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層の連続被覆層を設け る 。
[0129] 蓋体 は実施例 3 と 同様 に し て作成す る 。
[0130] 容器本体 に 内容物を充填後蓋体を被せ、 高周波誘導加 熱 に よ り ヒ ー ト シール し て密封す る こ と に よ り 内容物を 収納 し た本発明の蓋付力 ッ ブ状容器を得る.。
[0131] 実施例 5
[0132] 二軸延伸 ポ リ エ ス テ ル フ ィ ル ム ( 厚 さ 5 0 U m ) の 片 面 に 接着用 ブ ラ イ マ ー層 と し て エ ポ キ シ ー フ ヱ ノ ー ル樹脂系 ブ ラ イ マ ー を塗布乾燥 し 、 こ れ に 錫箔 ( 厚 さ 2 5 μ πι ) を ラ ミ ネ ー ト し、 こ の錫箔上に無水マ レ イ ン 酸変性ポ リ プ ロ ピ レ ン 一エ チ レ ン共重合体の延伸 フ ィ ル 一 —
[0133] ム に 、 パ ン チ ン グ に よ り 内容物収容部 に相当す る 部分 に 径 2 ramの孔を多数 ( 1 0 0 個 / / 2 5 cm2 ) 穿孔 し た部分 多孔性の フ ィ ル ム を加熱圧着 し ラ ミ ネ ー ト し て錫含有積 層材料を作成 し た。 こ れ を ヒ ー ト シール部 に相当す る周 辺部が酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂の連続被覆層、 内容物収容 部 に相当す る部分が多孔質の ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂の層 に な る よ う に矩形状の所定の大 き さ に裁断す る 。 こ の切断 さ れ た 2 枚の錫含有枝層材料を酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 を 内面 に 向け て、 且つ、 ヒ ー 卜 シー ル部同志が当接す る よ う に重ね て、 上縁の ヒ ー ト シール部 を残 し て下縁、 両 側縁の ヒ ー ト シ ール部を、 ヒ ー ト シー ル装置で加熱圧着 し ヒ ー ト シール部の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 を融着 し て パ ゥ チ を形成す る 。
[0134] バ ウ チ の上縁の開口部 よ り パ ゥ チ内へ内容物を充填 し た 後、 ヒ ー ト シ ー ル装置 に よ り 上縁の ヒ ー ト シ ー ル部 を 加熱圧着 し て ヒ ー ト シール し 、 内容物を収納 し た本発明 の容器のバ ウ チ を得る 。
[0135] こ の バ ウ チ は、 内容物の保存性、 ヒ ー ト シール性、 密 封性能 に優れて い る 。
[0136] 実施例 6
[0137] 二軸延伸ポ リ プ ロ ピ レ ン ( 厚 さ 3 0 μ ιη ) に ェ ク ス ト ルー ジ ョ ン コ ー ト に よ り 厚 さ 1 O ^ m の酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂 ( ラ イ ォ セ ン M1063-4 、 東洋イ ン キ社製 ) を ラ ミ ネ ー ト し た 。 こ の フ ィ ル ム に パ ン チ ン グ ロ 一ル を 用 い て 径 2 mniの孔を 1 0 0 個 2 5 cm2 の割合で穿孔 し た。 ブ リ キ箔 (厚ざ 7 5 m ) と 、 こ の ラ ミ ネ ー ト フ ィ ル ム の 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 と を加熱圧着 し て錫含有積層材 料を作 っ た。 次い で ブ リ キ箔の未 ラ ミ ネ ー ト 側 に接着用 ブ ラ イ マ 一層 と し て ウ レ タ ン樹脂系ブ ラ イ マ ーを塗布乾 燥 し 、 こ の上 に ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム ( チ タ ン 白 充 塡、 厚さ 4 0 m ) を ラ ミ ネ ー ト し て容器材を作 っ た。 こ れを素材 と し て フ ラ ン ジ付無継 目 の 力 ツ ブ状容器を作 成 し た 。 容器本体中 に 内容物 と し て マ ッ シ ュ ル ー ム の水 煮 を充塡後、 蓋体 を被せ て ヒ ー ト シ ー ル し た 。 蓋体 は P E T ( 1 UL m ) ノ ア ル ミ ニ ウ ム 箔 ( 9 m ) ノ P P ( 3 0 n m ) の構成の も の を使用 し た。 1 2 0 : - 3 0 分間 の レ ト ル ト 処理 を 行 な っ た後、 3 7 : に て 保存 し た。 1 ヶ 月 経過後で も 内容物の劣化は無 く 、 品質は良好 で あ っ た 。
[0138] 実施例 7
[0139] ブ リ キ箔 (厚さ 7 5 m ) 上 に 、 エポ キ シ一尿素樹脂 系塗料 ( エ ポ キ シ樹脂 : 尿素樹脂 = 8 5 : 1 5 、 固形分 2 5 重量 % ) を パ タ ー ン コ ー ト し た 。 容器成形 に 際 し フ ラ ン ジ部 に 当 る と こ ろ は ベ タ 塗 り と し 容器内面の壁 面、 底部 に 当 る と こ ろ は無塗装 と な る よ う な ド ー ナ ツ ッ状の ノ タ ー ン と し た。 2 0 O - 1 0 分間加熱乾燥 し た 後、 ボ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム ( チ タ ン 白 含有、 厚さ 7 5 ^ m ) を ラ ミ ネ ー ト し た 。 こ の ブ リ キ箔積層材料よ り フ ラ ン ジ付無継 目 の カ ッ プ状容器を作成 し た。 チタ ン 含有ポ リ プ ロ ピ レ ン フ ィ ル ム側が外面 に な る よ う に し、 一 —
[0140] 塗装面が フ ラ ン ジ部 に な る よ う に 成形 し た 。 蓋材 と し て は、 P E T ( 1 2 μ m ) ノ ア ル ミ 箔 ( 9 i m ) ノ酸変性 P P ( 1 0 μ m ) の構成の も の を 用 い た。 内容品 と し て マ ッ シ ュ ルーム を充塡 し た後、 本体 と 蓋体の酸変性 P P 面を ヒ ー ト シ ー ル し 、 レ ト ル ト 処理を 1 2 0 で 一 3 0 分 間行 な っ た後、 3 7 t に て保存 し た。 1 ヶ 月 経過後 で も 内容品の劣化 は無 く 、 品質 は良好で あ っ た 。 又容器 に も 異常 は見 ら れ なか っ た。
[0141] 実施例 8
[0142] 実施例 5 の エ ポ キ シ - 尿素樹脂系塗料の代わ り に 酸変 性 P P ( ユ ニ ス ト ー ル R-100 、 三井石油化学工業社製 ) 分散 エ ポ キ シ - フ ユ ノ ー ル樹脂系塗料 ( 酸変性 P P 量 1 0 重量%舍有) を用い て同様の試験を行な っ た。 蓋材 と し て は P E T ( 1 2 μ ) ノ ア ル ミ 箔 ( 9 m ) / P P ( 3 O i m ) の構成の も の を使用 し た。 内容品を充 塡 し た後、 フ ラ ン ジ部上の酸変性 P P 分散エポ キ シ ー フ ェ ノ ー ル樹脂茶塗料 と 蓋材 の P P 側 を ヒ ー ト シ ー ル し た 。 レ ト ル ト 処理 を 1 2 0 で 一 3 0 分間行 な っ た 後、
[0143] 3 7 で で保存 し た。 1 ヶ 月 保存後の内容品の品質は良好 で あ っ た。 又容器 に も 異常は見 ら れ な か っ た。
[0144] 実施例 9
[0145] エ ポ キ シ一 フ エ ノ ー ル樹脂茶塗料 ( エ ポ キ シ樹脂 : フ エ ノ ー ル樹脂 = 8 5 : 1 5 、 固形分 2 8 重量% ) を 用 レヽ て ブ リ キ箔上 に 2 5 cm2 当 り 2 5 個の孔 ( 径 2 mm) が あ る ノ タ ー ン 印刷を ;行な っ た。 他は実験例 8 と 同様 に し て 試験 を行 な っ た 。 レ ト ル ト 処理後 3 7 で に 保存 し た 。 1 ヶ 月 経過で も 内容品の品質は良好な状態 に保た れて い た 。 又容器 に も異常は見 ら れ なか っ た。
权利要求:
Claims言青 求 の 困
( 1 ) 熱可塑性樹脂 フ ィ ル ム と 錫含有積層材料か ら な り 、 樹脂 フ ィ ル ム が外面側及び錫含有積層材料が内面側 と な る よ う に 絞 り 成形 さ れ且つ 内面 に 錫層が露出 し て い る フ ラ ン ジ付無継 目 容器 と 、 ガス バ リ ヤ一性基体 と そ の内外面を被覆す る樹脂保護層 と の枝層体か ら 成 る 可 撓性蓋体 と 、 フ ラ ン ジ上面 と 蓋体内面 と の間 に介在す る 酸変性ォ レ フ ィ ン樹脂層 を介 し て ヒ ー ト シ ー ル に よ り 形成 さ れた シール部 と か ら成 る 内容物の変色劣化防 止能 に優れ た容器。
( 2 ) 対向す る枝層材料の周辺部を ヒ ー ト シ ー ル し且つ対 向す る稜層材料間 に 内容物の収容部を形成 し た容器 に お い て 、
対向す る枝層材料の少な く と も一方が、 熱可塑性樹 脂外面保護層 と 、 容器内面側が錫か ら構成さ れて い る 金属箔 ま た は薄膜 と 、 金属箔 ま た は薄膜の内面錫上 に 設け ら れ た樹脂層 と か ら成 る錫含有積層材料で あ. り 、 こ の錫含有積層材料は対向す る枝層材料間 に お い て樹 脂層が多孔性で錫が部分的 に露出 し て い る こ と を特徴 と す る 内容物の保存性 と ヒ ー ト シール性 と に優れ た容 器。
( 3 ) 錫含有積層材料が ブ リ キ箔で あ る請求項 1 ま た は 2 の いずれか に記載の容器。
( 4 ) 錫層の露出が容器内面底部のみで あ る請求項 1 ま た は 2 の いず れか に記載の容器。
类似技术:
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同族专利:
公开号 | 公开日
CA2042598A1|1991-04-05|
EP0447563B1|1995-09-06|
DE69022214D1|1995-10-12|
EP0447563A1|1991-09-25|
DK0447563T3|1995-10-23|
DE69022214T2|1996-02-22|
EP0447563A4|1993-09-29|
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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1991-06-01| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990914782 Country of ref document: EP |
1991-06-03| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 2042598 Country of ref document: CA |
1991-09-25| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990914782 Country of ref document: EP |
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP11619089U|JPH0360276U|1989-10-04|1989-10-04||
JP1/116190U||1989-10-04||
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